２輪トロッコ

フレーベル館

砂場などで使うトロッコ（手押し車）です。車輪を大きくし、バケット外周にフレームを回して強度を高めました。立てて収納できるので場所をとりません。

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《開発にあたって》

「モノを運ぶ」用途の遊具でしたが、デザイン当初に危惧したとおり、乗り物としても遊んでしまうことが試作のサンプリングのときにわかりました。そのため二輪トロッコはハンドル位置をやや上げ、人を乗せた状態で持ち上げるには困難な仕様にしました。

 

写真にある緑の四輪タイプは試作のみに止まり、市販には至りませんでした。二輪タイプに比べ「乗り物」として使いやすくなってしまうため、遊んでいる間にどんな危険がおこるかが想定しきれなかったことが原因です。

 

商品化されたものは、希望した試作の色と異なる「売りやすい」＝「赤／青」の二色展開になりました。

分かりやすい、売りやすいということはとても重要です。ただ、それによって遊びの場のいろが一辺倒になってしまわないだろうか、様々な違いに触れることが必要なのではないかとも思いました。